買ったものと相談事

うらおもて人生録 (新潮文庫)

うらおもて人生録 (新潮文庫)

昨日は友人宅を訪問して外で夕食。で、食事の後、友人の娘(小2)から「実はちょっと今、考えてることがあるんだけど・・・・」と相談を受けました。
「え?なになに?なんの話?」
「あのね、去年のクリスマス、サンタさんが来たんだけどね」
「ほうほう」
「実はね、私、サンタさんの『音』を聞いたの」
「うっそ。それはスゴいな。なに?ドアを開けて入ってきた音とか?」
「ううん。お菓子を食べてる音」
「お菓子?」
「そう。えーと、学校で『xxxxxx(失念しました)』って本を読んだんだけど、それに「サンタさんのためにお部屋にお菓子を置いておきましょう」って書いてあったから、お父さんのビールについてきたお菓子を10本置いておいたの。そしたら夜中に「ぽりぽりぽり」って音がして、朝になったら5本しか残ってなかったの」
「へー。サンタさん、半分食べたんだ」
「うーん。でも5本も食べた音しなかったから、3本サンタさんが食べて、2本はトナカイさんに持っていったんだと思う」
「あー、トナカイもソリ引っ張ったりするからお腹すくもんね」
「うん。あとおじいさんだからそんなにいっぱいお菓子食べない」
「なるほど」
「でね・・・・今年は薄目を開けてサンタさんを見てやろうと思ってるの」
「えー?でも見てるのバレたらサンタさんプレゼント置く前にびっくりして逃げちゃうかもよ?」
「私、薄目上手いから大丈夫(薄目のマネ)。ね。これなら大丈夫じゃない?」
「うーん。でもサンタクロース見るのは難しいんじゃないかなあ。だっておじさん40年近く生きてるけど1回も見たことないし」
「でも赤い服だしひげもじゃだから薄目でも見えると思う」
「確かに目立つ格好だけどねえ・・・・でも、今年のクリスマスってさ、まだまだ先だよね」
「・・・・うん。今が3月だから・・・・ずーっと先」
「・・・・クリスマス、遠いねえ」
「・・・・うん」
というような心洗われるような相談内容で、それにしてもサンタクロースのためにお菓子を置いておくってのは初耳でした。なんとなくイメージ的に『お供え』っぽいんですが、こういうのも和洋折衷というのか、時代とともに行事やイベントもマイナーチェンジするのだなあと。
ま、いずれにせよできるだけ姿を見られないように、世の中のサンタさんには頑張って欲しいものです。